SONY NEX-5N + NOKTON classic 35mm F1.4 続き。 今まではRAWで撮ったらカラーでもモノクロでも好きに出来て レタッチも自由なんだから、RAWで撮ってあとで好きにしよう。 そう思っていた。 でも、撮ったあとにウチに帰り後日レタッチしようと思ってもダメだ。 なぜだろう。 結局全部モノクロにしたり、同じパターンでレタッチする。 それはそれでいいのだけど、なんとなく理由がわかってきた。 なぜなら「カメラを向けたその時の気持がよみがえらない」からだ。 それはそうだ。 広告写真やライブ写真じゃない。 そのときの場所、温度、空気、雰囲気。 五感で感じて、なんとなく撮った写真をあとで理論的にレタッチする? ぼくには無理。 それで、いっそjpegで撮り始めた。 NEXにある「ハイコントラストモノクロ」「トイフォト」「ソフトハイキー」 どれかをその場の雰囲気で選んで撮るようにした。 あとから修正もしにくいが、することもない。 なんだかすごく楽にシャッターが切れる。 そう考え出してから写真がまたおもしろくなった。 何かを得るためには何かを捨てる必要がある RAWを捨てた日。
by wondersnap
| 2011-12-12 21:15
| wondersnap*
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